冬の日常生活で怖いのがつるつる路面による転倒事故です。
ここでは冬期歩行での転倒事故の特徴をご紹介します。
特徴を知ることによって転ばないコツも見えてきますよ!
■ 転倒事故によるけがの位置
転倒事故によるけがで最も多いのが「頭部」次に多いのが「脚部」「腰部」「足部」の順です。頭部と脚部で全体の70%を占めています。性別で見ると、男性のけがは頭部が圧倒的に多く半分を占めています。
一方、女性は腕部と腰部のけがが男性よりも高い割合となっています。
■ 転倒事故によるけがの種類
けがの種類でダントツなのが、男女ともに骨折と打撲です。男女を比較すると、女性の方が骨折・打撲の割合が多く、男性は挫創・切創が多い傾向が見られます。
年齢別に見ると 、どの年代も骨折の割合が高いのですが、特に70代以上のけがの約40%が骨折と高くなっています。また脱臼は若い年代ほど多く、年齢が高くなるほど少なくなっています。
出典: | 原 文宏 ・川端 隆・小林 英嗣(1990) 札幌市の冬期歩行環境の安全性について - 路上転倒事故の実態調査 - 第6回寒地技術シンポジウム,151-157. |
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