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転ばないコツおしえます。

冬、雪国ではスケートリンクのように滑りやすい「つるつる路面」ができることがあります。 転んでけがをしないために、「転ばないコツ」をつかんで気をつけて歩きましょう!

こんな場所は要注意!

■横断歩道



横断歩道は車や人がたくさん通るところなので、雪みちが踏み固められやすく、走っている車や停まっている車の熱で雪の表面が融けやすくなっています。さらに停まっている車が発進するときのタイヤの摩擦によって道路が磨かれるのでとても滑りやすくなります。

 

また道路や、横断歩道のあるところの歩道には緩い傾斜がついているため、滑りやすくなっています。

 

特に横断歩道と歩道の境目や、中央分離帯と横断歩道の境目は傾斜が変化したり、段差ができることがあるので、要注意です。

横断歩道の白線部は、普通の舗装部分と違い水が染み込まないため、薄い氷膜ができやすく、予想以上に滑る場合があります。なるべく白線の上は歩かないことをオススメします。

 

■ロードヒーティングの切れ目

ロードヒーティングのある所とない所の切れ目では、段差が発生して歩きづらいだけでなく、部分的に非常に滑りやすい状態になっていることがあります。

特にロードヒーティングのある所からない所に入るときは、それまでの快適な路面から、路面が急激に滑りやすくなるので十分な注意が必要です。

またマンホールのある場所も、そこだけが穴のように凹んでいる場合があるので、注意しましょう。

 

■地下鉄駅や地下街からの出入口付近

地下鉄駅や地下街からの出口付近は人通りが多く、つるつる路面の発生しやすい場所です。また、出入口付近には段差があることも多いので、注意しましょう。

駅や地下街から出てきたときには、それまでの快適な路面から、路面が急に滑りやすくなるので十分な注意が必要です。

また地下鉄駅などで、急いでいると路面に対する注意力も低下することがあります。あわてず、ゆっくり歩きましょう。

 

■車の出入のある歩道

住宅や店舗の駐車場の入り口や、ガソリンスタンドなど、車の出入りのある歩道は、雪が車のタイヤに踏まれて固くなりやすく、さらにタイヤの摩擦で磨かれるため、非常に滑りやすくなることがあります。

さらに歩道に車道へのすりつけのための傾斜が設けられていることが多く、つるつる路面のときには転倒しやすくなります。注意して歩きましょう。

 

■バスやタクシーの乗降場所

バスやタクシーの乗降場所は、人や車で踏み固められ滑りやすくなることがあります。

乗降の際には特に転倒に注意しましょう。

 

■タイル張りの地下街や店内の出入口

札幌の地下街は、多くがタイル張りになっています。雪みちを歩いた後にこのようなタイル張りの地下街や店内に入るときは、靴の裏についた雪や水で非常に滑ることがあるので、注意しましょう。

靴の裏の雪、氷をしっかり落としてから入ることが大切です。

また、ピンのついたタイプの冬靴や、ピンのついたアタッチメントは、このようなタイル張りのところでは、逆に滑りやすくなります。収納できるピンは収納し、アタッチメントは外した方が安全です。

 

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