雪結晶には、樹枝状、六角形の角板や扇形のほか角柱状や針状のもの、日本古来の打楽器である鼓(つづみ)形のものなど色々な形があります。
雪結晶は、地上からずっと高い雲の中でできた微細な雪結晶の卵(氷晶と呼ばれる小さな六角板あるいは六角柱)が、ゆっくりと落下しながら周りの水蒸気により成長したものです。
雪結晶の形は周りの温度と湿度(水蒸気の量)によって決められると言われています。例えば、雪結晶の基本の形である角柱状か板状かは温度によって決まり、同じ板状結晶でも樹枝状や扇形などの形の複雑さは、水蒸気の量によって決まります。
このように雪結晶の形を見れば、上空のできた所の温度や湿度(水蒸気の量)がわかります。世界で始めて人工的に雪結晶を作ることに成功した故中谷宇吉郎博士は、このことを「雪は天から送られた手紙である」と素敵な言葉で表現しました。
一見同じに見える結晶でも枝の伸び方や模様はひとつひとつ全て異なっています。また、雪結晶には表と裏の面の違いがあります。雪結晶が融けないように気をつけながら、黒っぽい服などについた雪結晶をそっと観察してみましょう。
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