
ウインターライフフォトコンテストは、今年度初開催で、応募いただけるか、不安もありましたが、全5部門で436点と予想を大きく上回るご応募をいただきました。どの作品も冬の楽しさ、美しさ、神秘な魅力を切り取った力作でした。北海道で暮らす人には、厳しい北海道の生活を明るく彩るもので、道外の人には、未知のウインターライフの魅力を存分に伝えてくれるものと思います。応募者の皆さんの思いが詰まった写真に心から感謝します。
高野 伸栄
(一社)地域社会資本マネジメント研究所 理事長
北海道大学 名誉教授
北海道の冬ならではの魅力あふれる作品が数多く寄せられ嬉しく思いました。 なかなかユニークな視点のものやバラエティーに富んだ数々の写真を前に 審査員一同、互いに意見を交わしながら拝見させて頂きました。
「不思議な現象部門」に応募された、極寒の青空へと撒き散らされた水が一瞬で 凍る情景を写し取った作品は全一致でグランプリに選出されました。こうした場面はなまじっかな気温下でなくては体験できないとわかっていても、実際に目にしたいと憧れる人も少なくないのではないでしょうか。作品としての更なるグレードアップのために敢えて苦言を呈させてもらうなら、もう少し空を上まで入れるなど、構図的に一工夫を。同じ部門に寄せられたアイスバブル、氷に閉じ込められた無数の気泡を写した作品も撮影時間が秀逸で、心象風景のようで印象に残りました。
「冬の暮らし部門」の雪捨て場の場面も案外目にすることなく過ごしている光景が 捉えられており、機材のアームの向きもいいなと感じました。雪国の暮らしを支えてくれている縁の下の力持ちへの感謝が伝わってくるようです。「雪あそび部門」愛らしさがいいですね。
「冬のごちそう部門」は作品数が少なく少々残念。いっぱい素敵な被写体があるはずです。
次回の力作を楽しみにしています。
岸本 日出雄
(株)札幌コマーシャルフォト 代表
(社)APA日本広告写真家協会 会員
(社)SSP日本自然科学写真協会
Profile / プロフィール
岸本 日出雄
北海道網走国定公園サロマ湖 佐呂間町生まれ。
15歳より札幌在住。大学在籍中に広告写真に興味を持ち始める。大手印刷会社、広告代理店写真部常駐を経て独立。

阿寒湖に泊まり早起きしてフロストフラワーを見に行きました。気象条件が合わずフロストフラワーには出会えませんでしたが、残念がる私たちを励ますようにガイドさんが手にしたのは熱湯の入ったポット。大きく体をのけ反らせて中の熱湯を勢いよく空中に放つと、熱湯は瞬時に蒸発し、冷たい空気の中で氷晶となって花火のように広がりました。極寒の朝に咲いた氷の花火は忘れられない光景となりました。

雪と一体になって遊ぶ楽しさを表現した一枚です。冬ならではの躍動感と北海道の冬の魅力を感じていただけたら嬉しいです。
1年ぶりに北海道の叔母の家に遊びに行った時の1ショット。住んでいる関東は冬でも雪が降らず北海道での雪遊びに大興奮!楽しすぎて自分も雪だるまになっちゃった!?去年は初めてソリ遊びをした時に顔に雪がかかって大泣きしてしまいましたが、今年はスキーやチューブスライダーにもチャレンジ、家族で雪合戦もできて楽しい北海道旅行でした!
山頂から見渡す雪化粧の札幌は、厳しい冬の寒さとは対照的に、街の灯りが温かく感じられる景色でした。果てしなく続く光の一つひとつに人々の暮らしを重ねながら、北海道の冬ならではの美しさを表現した一枚です。
この度は選出いただきありがとうございます。気温マイナス20℃、凍り付くような寒さの中、霧氷で真っ白になったハルニレの木と天の川を収めました。厳しい寒さや雪は、日々の生活において様々な苦労を強いてくる存在ですが、このように美しい景色を見せてくれる存在でもあります。北海道の冬が持つ厳しさと、その先にある美しさや尊さを改めて実感させてくれた一瞬でした。
撮影した当時は中学生でしたが、今は高校生となり毎日電車を利用しています。裏で支えてくださる方々のおかげで社会が成り立っているということが視覚化された作品になったと考えています。
学生最後の年、電車に乗ってあてもなく冬の北海道を旅した。この日も予定は決めずに、小さな駅を降りて、知らない雪国を歩いてみることにした。過酷な自然と共生する冬の北海道の街並みは、厳しさと引き換えに情緒に溢れていて何もかもが美しい。時間を忘れて写真を撮り歩く時間は、寒さすらも愛おしかった。
この度は優秀賞に選んでいただき、ありがとうございます。この写真は、小樽フェリーターミナル近くの雪捨て場で撮影しました。妻の実家がある小樽を訪れた際、たまたま通りかかり、海に雪が捨てられていることを知り、ショベルカーが激しく海をかき回す迫力ある光景に夢中でシャッターを切りました。
氷点下の深夜、凍てつく湖上へ歩み入ると前日の風で積雪が吹き払われ、一面に広がるアイスバブル。ライトで照らすと浮かび上がる不思議な模様に、寒さも忘れて夢中でシャッターを切りました。
冬越しの準備は霜が降りる前に終えるのが鉄則。12月中旬を目途に地域の気象条件を勘案しながら早めに済ませておく。雪が降る直前に収穫したキャベツをそのまま畑に置いて雪の下で保存するものである。雪に覆われると意外に暖かく、積雪の多い地域では雪に覆われた状態を保ち冬越しさせることが出来ます。雪の下は温度が一定で、湿度も保たれた環境にある。また雪の中に置けば置くほどキャベツの糖度が上がり、甘みのあるキャベツとなります。
(一社)北海道開発技術センター内「ウインターライフフォトコンテスト」事務局
koroban@tsurutsuru.jp
011-738-3364(担当:三原・大宮)

このたびは、第1回ウインターライフフォトコンテストにたくさんのご応募をいただき、
誠にありがとうございました。
初めての開催となりましたが、合計436点もの作品をお寄せいただきました。
冬ならではの美しい景色や不思議な自然現象、雪国での暮らしや遊び、 食の魅力など、
それぞれの視点から切り取られた多彩な作品をお寄せいただき、 心より御礼申し上げます。
当初は、各部門から2作品ずつ優秀賞を選定する予定でしたが、 「冬のごちそう部門」については応募数が少なかったことから、 審査の結果、「冬の暮らし部門」から追加で優秀賞を選定いたしました。
今回ご応募いただいた作品の中には、冬の魅力を改めて感じさせてくれる 素晴らしい作品が数多くあり、審査会でも活発な意見が交わされました。
第2回ウインターライフフォトコンテストも開催したいと考えております。 次回も皆さまからのたくさんのご応募をお待ちしております。